
ブログを続けていくなら、そろそろ「プロフィール画像」くらい用意したほうがいいんじゃないかと思い、生成AIのGeminiを使って、オリジナルのプロフィール画像を作ってみることにしました。
この記事は、Geminiの使い方を解説する記事ではありません。
どちらかというと、Gemini初心者が「あーでもない、こーでもない」と奮闘する記録です。
似顔絵は恥ずかしい。でも…
自分の似顔絵はちょっと恥ずかしいし、プロンプト(AIに指示する言葉)を工夫するのも難しそう。
なので、最初から「自分の顔を元に」という選択肢は却下。
じゃあ、どんな画像がいいんだろう?
悩んでいたとき、ふと頭に浮かんだのが――
昔飼っていた犬。
私が育てた、思い出の犬
初めて飼った犬で、子犬から私がしつけをして、一緒に成長した存在。
訳あって、実家で面倒を見てもらうことになったけれど、たまに会いに行くと全力でしっぽを振って迎えてくれた、そんな子でした。
とても懐いてくれて、私にとっても特別な存在だったので、
この犬を擬人化してプロフィール画像にしよう!と決めました。
さっそくGeminiに挑戦!
まずは、「ブログのプロフィール用画像を作ってもらいたいです。どんな情報が必要ですか?」と聞いてみました。
Geminiからいくつか質問が来たので、こんなふうに答えました:
プロンプト内容:
擬人化した雄のハスキー犬と柴犬のミックス。
顔は白、耳は茶色で垂れている。
優しい表情、眼鏡着用、背景は宇宙。
文字は不要。イラストで、首から上のみ。
最初に出てきた画像は……
なぜか立ってる耳が2本、垂れてる耳が2本ある不思議画像!(笑)

プロンプト入力欄の右下の「+」を押したら「ファイルアップロード」を発見。
「写真をアップロードしていいの?」と聞いたら、
「画像を直接アップロードすることはできません」
「代わりに、その画像の詳細な説明をテキストで教えてください」
とのこと。

いや、それが難しいんですよ。
「色、形、特徴、雰囲気」なんて言われても、言葉で表現するのって案外むずかしい…。
紆余曲折:何度も何度も生成チャレンジ
結局、最初のプロンプトをコピペして再チャレンジ。
生成される画像は、毎回少しずつ違います。
「耳を下げてください」と頼んたら、耳が立ってる
「耳を垂らしてください」と頼んでも、まだ耳が立ってる……
「耳を小さく」と頼んだら、全く別の犬になった(笑)


依頼するたび背景も、犬の雰囲気も変わってしまう。
背景を白にしたほうが、あとから加工しやすいと気づいて変更。
さらに、「チャットを新規作成」してみて、2つのチャットを並行して比べてみるという実験もしてみました。
同じプロンプトだからか、なかなか理想の画像が生成されませんでした。しかし、立ってる耳が2本、垂れてる耳が2本の画像は生成されませんでした。なかなか興味深かったです。
「目の周りの毛を白くして」とお願いしたら、やっぱり違う方向に……
「じゃあ、耳を3分の2にして」→全く違う画像が生成されてしまう。


Gemini、なかなか手ごわいです。
AI画像生成は「一期一会」?
「こっちの方が近いかも?」と思っても、
細かい部分を修正しようとプロンプトを変えると、全く違う画像が出てくることもザラ。
同じ画像には、もう二度と出会えないかも。
そんな気持ちになって、一番希望に近い画像をダウンロードして確保。
背景はCanvaで後から追加して、やっと完成しました!
感想:大変だけど、楽しかった!
うまく伝わらないもどかしさもあったし、プロンプトを変えるたびに画像が変わってしまうのはちょっと残念でした。
「プロンプトが上手な人は、もっと上手くできるんだろうな…」
そんな思いもありつつ、言葉だけで絵が作られるというのはやっぱり感動モノ。
今回も、AIにしっかり手伝ってもらいました。
苦戦したけど、楽しかったです!
まとめ
- Geminiでの画像生成は「根気」がカギ
- 修正を依頼すると画像が大きく変わることがある
- 同じプロンプトでも結果はランダム
- 完成品にはCanvaなどのツールで微調整が有効
- 言葉だけで画像が作れる感動は大きい!
おまけ:今回の正直な感想
今回も「おまけ」以外はChatGPTが作ってくれました。
ですが、上手く伝わっていないようで、自分で少し修正しました。
今回あらためて感じたのは、**「自分の意志を正確に言葉にするって、思った以上に難しい」**ということ。
ましてやそれをAIに伝えるとなると、さらにハードルが上がります。
そして、やっぱりAIはまだ完璧ではない。
何度も試しても、微妙に違う結果になったり、GeminiやChatGPTに意図がうまく伝わらなかったり。
それでも、技術の進化には本当に驚かされます。
言葉だけで画像が作れてしまうなんて、少し前までは考えられなかったこと。
しかも、これが無料で使えるというのは本当にありがたい限りです。
もっとうまく伝える言葉を選べるようになったら、もっと希望に近い画像が作れるかもしれない。
何度も繰り返して使えば、きっと上達するんじゃないかな?
そんな前向きな気持ちを持ちつつ、これからもAIの力を借りながら、いろいろ試していきたいと思います。
